- たまむし
- たまむし【玉虫】(1)甲虫目の昆虫。 体は紡錘形で体長3~4センチメートル。 全体に金属光沢があり, 金緑色の地に銅紫色の二つの縦条が走る。 幼虫はエノキ・サクラ・ケヤキなどの材部を食害する。 美しい上ばねは各種の装飾・装身具に用いられ, 玉虫厨子は, 有名。 本州以南に分布。 ヤマトタマムシ。 ﹝季﹞夏。 《~の光を引きて飛びにけり/虚子》(2)鞘翅目タマムシ科の甲虫の総称。(3)「玉虫色」の略。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.